お部屋探し 2019.01.08

家を選ぶときに着目したい!窓にもいろいろな種類がある

家を選ぶとき、間取りや外観ばかりを気にしていないでしょうか。それらも確かに大切ですが、おしゃれで快適な生活を送るためには、「窓」にも注目してみましょう。あまり気にされることのない「窓」。実はさまざまなデザインがあり、窓を変えることで部屋の雰囲気が大きく変わるのです。また、それぞれの機能にも違いがあるので、家を選ぶときにはぜひチェックしておきましょう。ここでは、住居においてよく使われる窓の種類について紹介します。

主に使われている4種類の窓を紹介

窓にはさまざまな種類があり、その中でも主に住居において使われる窓は4種類あります。最も一般的なタイプである引き違い窓をはじめとして、外壁から出っ張っているタイプの出窓、扉のように開くタイプの外開き窓・内開き窓、欧米の住居でよくみられる両開き窓の4種類です。もちろん、これ以外にも窓の種類はたくさんありますが、主なものとしてはこれら4つをおさえておきましょう。

引き違い窓の特徴

引き違い窓は、2枚の窓を左右に引くことで開閉するタイプの窓のことをいいます。日本でよく使われており、学校の教室で使われているのもこの引き違い窓です。そのため、「窓」と聞いて多くの人がイメージするのが、この引き違い窓ではないでしょうか。このタイプの窓は、日本に古くからある障子や襖と同じ構造になっています。実は、引き違い窓は日本独自の開閉方式なのです。

ドアのように開閉するスペースが必要ないので、窓の周辺を自由にデザインできるところも特徴的です。近くになにかインテリアを置いたとしても、窓の開閉時に邪魔になることがありません。ガラス戸に網戸を重ねることも可能なので、実用性も兼ね備えています。窓を開く幅を自由に調節できるところも便利です。

出窓の特徴

出窓は、外壁から外部に突き出した窓のことです。出窓の中でもガラス面の組み合わせにいくつかのタイプがあり、同じサイズの窓ガラスを3~4面組み合わせるタイプが一般的です。このような窓にすることで、正面だけではなく、その両側の景色も見ることができます。中央の窓ははめ殺しにして両サイドの窓を開けられるようにしたり、逆に中央の窓は大きく開くようにして両サイドの窓をはめ殺しにしたりと、さまざまなパターンがあります。

カフェやコワーキングスペースのカウンターなどに使われることが多いタイプでもあります。輸入住宅にもよくある窓なので、おしゃれな印象が強い窓だといえるでしょう。欧風テイストの家にぴったりです。また、窓が多いぶん取り入れられる光の量も増えるので、部屋が明るくなります。

外開き窓・内開き窓の特徴

外開き窓と内開き窓は、窓がドアのように開く仕組みになっている窓のことをいいます。外開き窓は外側に押して開くタイプの窓で、内開き窓は外開き窓と反対に内側に引いて開けるタイプの窓です。欧米で一般的に使われているのは、このようなタイプの窓です。

外開き窓の場合は、先に網戸を開けてから窓を開けなければなりません。そのため、季節によっては虫が入ってくることがあるので注意が必要です。また、これらの窓にはストッパーをつけることができます。ストッパーをつけることで窓が全開にならないようにできるので、人が入ってくる心配がなく、防犯になると同時に、窓からの転落や落下の危険性を防ぐ効果もあります。小さな子供がいる家ではぜひストッパーをつけておくと良いでしょう。

両開き窓の特徴

両開き窓は、2面の窓が両方とも外に向かって開くタイプの窓を指します。欧米でよく見かけるおしゃれな窓が、この両開き窓です。洋風の家に似合います。窓が大きく開くので、開放感があるところが特徴です。少ないですが、内に向かって開くタイプもあります。

外開き窓や内開き窓と同じように、転落や落下を防ぐためのストッパーをつけることが多く、その場合は可動域が限られます。大きく開くため、換気や採光性に優れていますが、日本では使う場所を選ぶ窓だといえるでしょう。また、網戸をつけたい場合は、取りつけに工夫が必要です。

種類によって違う!窓のメリット

上記で紹介した4種類の窓には、それぞれ異なるメリットがあります。

まず、引き違い窓は、日本において広く使われている、最も一般的な窓だといえます。そのぶん安価なので、あまり費用をかけたくない場合に選びやすい窓です。また、出窓は、外側に突き出た形になっているので、部屋に奥行きが生まれます。部屋が広くなったように感じられる効果があります。さらに、カウンター部分に鉢植えや花を置けるところもメリットです。

外開き窓と内開き窓は、気密性の高さがメリットとして挙げられます。引き違い窓は構造上どうしてもわずかな隙間ができてしまいますが、外開き窓・内開き窓ではこれらの隙間が生まれません。また、両開き窓は、引き違い窓に比べて風通しが良くなることや、採光性が高くなるなどのメリットがあります。

窓によってデメリットも違う

一方で、これらの窓にはデメリットもあります。

引き違い窓は、構造上気密性が低いので、防寒や断熱をしっかりしなくてはいけません。また、広く使われている窓であるだけに、外観に個性を出しづらいこともデメリットです。また、出窓は、外側に突き出ているので、ほかの窓に比べて空気が滞留しやすくなります。結露が発生しやすかったり、夏場の熱気がこもりやすいなどのデメリットがあります。

外開き窓・内開き窓は、扉のように窓が開くところが特徴です。そのため、部屋の外側もしくは内側に窓が開くためのスペースが必要になります。特に内開きの場合は、窓の付近に物を置くことができないので注意が必要です。これは、両開き窓でも同じです。窓が内側に開く場合は、内側のスペースを大きく占領してしまいます。

家探しの際は窓もチェック

日本の住居で広く使われる、引き違い窓、出窓、外開き窓・内開き窓、両開き窓の4種類。雰囲気やデザインなどの特徴に違いがあるのはもちろんですが、機能面においてもそれぞれ異なるメリット・デメリットがあります。デザインだけではなく、機能性も考慮して窓選びを行うようにしましょう。

窓は、部屋の明るさや生活するうえでの快適性に関わる重要な要素です。家を選ぶときには、窓の種類にも着目してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いたライター

アエラスグループ コラム編集部

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