お部屋探し 2019.02.09

自分でできる防音対策!活用できるアイテムと物件選びのポイントは?

賃貸物件のトラブルで、最も多いのが騒音問題。「家電の音・ドアの開閉・足音・しゃべり声」と、さまざまな生活音が隣人の迷惑になっていないでしょうか。そこで今回は、生活音が気になる人に自分できる防音対策ついて解説します。

自分でできる防音対策

防音対策ときくと、専門業者に頼まなくてはできないと考えていませんか。もちろん、本格的なものは業者に依頼する必要があります。しかし、市販の防音アイテムを活用すれば自分でできる方法もあるのです。それでは、比較的簡単に実践できる防音対策について、どのようなものがあるのか見ていきましょう。

床の防音対策

床の防音対策で、一番効果があるのが「防音マット」。「防音マット」とは、床に直接敷いて、階下への騒音を防ぐアイテムです。衝撃を吸収する構造と、クッション性のある柔らかい素材とで作られており、足から床へ伝わる響きを軽減してくれます。特に、走り回る子供のいる家庭や、足音の大きい人におすすめしたいグッズです。

「防音マット」にはさまざまな素材がありますが、その中でも「コルクボード」タイプはとても使いやすく、夏は涼しく冬は温かい天然マットです。正方形のマットをつなぎ合わせて使うジョイント式が主流なため、部屋の大きさに合わせてスペースを区切り、必要な部分だけ手早く敷くことができます。古くなったり汚れたりすれば、その部分だけ取り替えることができるのも大変便利。「コルクボード」は保温性・通気性にも優れており、怪我防止や膝への負担もやわらげるため高齢者世帯にも人気です。

床の防音対策では、「ラグ・カーペット」を敷くのも効果的。防音を期待して購入するなら、厚手タイプや防音に特化した「防音カーペット」を選びましょう。「防音カーペット」は、布地にウレタンが貼り合わされており、これが物を落としたときの落下音や生活音を吸収軽減してくれるのです。

「ラグ・カーペット」の一番の魅力は、種類の多さ・色柄の豊富さでしょう。ウォッシャブルなら清潔に使えてアレルギーのある人も安心ですし、ユニットタイプなら間取りが取りにくい部屋でも、必要な部分のみ敷くことができます。数多くの色柄や素材は、季節や家具・ファブリックなどに合わせて自由に変えることができ、インテリアにこだわる人にも良いでしょう。

この他に、「遮音シート」も床への防音対策におすすめです。柔らかいため加工・切断が容易で、床だけでなく天井や壁にも貼ることができます。塩ビシートに金属粉が混ぜられた構造が大半で、低周波・高周波ともに外部への音漏れに効果を発揮。マットやラグがすぐに購入できないときは、家具の配置を変えるだけでも有効です。子どものいる家庭では、走りにくいようなレイアウトにすることで、騒音だけでなく怪我防止にもつながります。

窓や壁の防音対策

窓や壁の防音には、「防音パネルの設置」「家具を壁際に置く」「防音カーテンを使う」といった対策が効果的です。「防音パネル」は石膏ボードやアルミ・セラミックといった素材で作られており、室内の壁に簡単に取り付け・取り外しできます。壁の薄い部屋や、テレビやオーディオを壁際に置く場合は、「防音パネル」をあらかじめ貼っておくと隣室への騒音が軽減されるでしょう。また、壁をキズから守ってくれるのでペットを飼っている人にも有効です。

「家具を壁際に置く」ことで、音を遮ることもできます。高さのある本棚や食器棚・衣装箪笥などは特に遮音性が高いので、家具のレイアウトを再考してみてください。お金をかけずに、すぐに実行できる方法です。

「防音カーテン」は、布と布の間に遮音材が織り込まれており、高い防音・遮光・断熱効果のあるカーテンです。音漏れしやすい上下の隙間が、カーテンレールや窓に密着するよう特殊な構造となっています。生活音・話し声をカットする能力が高くカラーバリエーションも多いため、デザインと機能の両面がそろった防音アイテムといえるでしょう。

生活の中でできる防音対策

グッズに頼るだけでなく、日常の動作に気を配るだけでも騒音はぐっと抑えられます。例えば、フローリングでは裏に滑らないよう加工されたスリッパを履くことで、階下へ足音が響きにくくなります。スリッパは安く購入できるので、低コストで防音対策ができます。「夏は竹素材で涼しく、冬はもこもこの生地で暖かく」と、シーズンごとに買い換えれば、足元も快適に過ごせるでしょう。

また、「窓を閉める」のも、すぐに試せる方法です。一日中閉めておく必要はありませんが、周囲の迷惑になりやすい夜間や早朝だけでも鍵をかけておけば防犯にもなります。意外に無意識にしてしまうのが、乱暴なドアの開け閉め。集合住宅は音が上下左右に響きます。離れた部屋であっても振動が響いて、周りを不快にしているかもしれません。ドアは丁寧に開閉しましょう。もちろん、集合住宅で大声で話したり騒いだりするのは、騒音以前にマナー違反。自身を客観視して、迷惑にならないよう心がけましょう。

防音のための賃貸物件選び

自身が騒音に悩まされないためには、物件選びも慎重にしなければなりません。一番防音性の高い建物は「鉄筋コンクリート(RC)」です。似た名称に「鉄骨マンション」がありますが、これは支柱が鉄骨なだけですので防音効果は望めません。必ず、「鉄筋コンクリート」の建物を選びましょう。さらにこだわるなら、「二重サッシの窓」「最上階の角部屋」の物件もおすすめです。

建物の立地も重要です。「道路や線路に面してないか」「大型病院や消防署が近くないか」「幼稚園や小学校は近くないか」といった点を留意してみましょう。これらの建物近くでは、救急車・消防車のサイレン音や、子供の声が響くことも想定しなければなりません。

快適な暮らしのためにも防音対策を!

集合住宅の騒音は、解決のむずかしい問題です。人が感じる音には個人差があり、さまざまな生活習慣の人が暮らす賃貸では、各自が防音に対して強く意識しなければなりません。防音グッズを活用し、日々の暮らしの中での気遣いを大切にして、しっかりと防音対策をしましょう。

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この記事を書いたライター

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