費用 2019.08.13

賃貸契約にも必要?頭金の本来の意味と必要になる場合とは?

家を借りたり購入したりするときにかかる初期費用として、頭金について調べている人も多いのではないでしょうか。借りるにしろ、購入するにしろ、住む場所を確保するためにはある程度の費用を用意しておかなければなりません。そこで、今回は家を借りるときや購入するとき必要になる頭金の意味と役割について詳しく説明します。

頭金の本来の意味とは?

マイホームを手に入れるために頭金を貯めているという話を聞くことも多いのではないでしょうか。頭金とは、なにかを分割払いやローンを組んで購入する際、または契約するとき、最初に支払うある程度まとまったお金のことを指します。特に、土地や建物、自動車など、比較的高額なものを購入するときに出すことが多いものです。

頭金は契約と同時に代金の一部として支払い、残金を分割またはローンとして返済していくことになります。つまり、家を購入するのに必要な代金全体のうち、最初に現金で支払う分のことを頭金と呼ぶのが一般的です。また、頭金はこれから行われる取引の担保や保証金としての役割もあります。

手付金と頭金の違いとは?

頭金とよく似たものとして、もうひとつ契約時に支払う必要のあるお金が手付金です。そこで、ここからは頭金と手付金の違いに関して、それぞれの支払いかたの違いを詳しく説明します。

頭金の支払いかた

頭金の支払額はものによって総代金の5分の1以上、高いときには2分の1に及ぶこともあります。そのため、頭金の額は1回の分割支払額よりも、はるかに高い金額が設定されていることも多いです。ただ、頭金を支払うことにより、買主は全ての支払いを待たずに目的のものを手にすることができます。

手付金の支払いかた

手付金とは、土地・建物などの不動産や商品の売買、工事の請負、賃貸などの契約を交わす際、契約を履行する保証として当事者の一方から相手方に渡す金銭のことを指します。不動産の取引では、買主や借主から売主・貸主に対して渡すことが一般的です。

手付金そのものは、本来、この不動産物件を買いたい、または借りたいという意思を示すものであって、代金の一部を支払ったということにはなりません。しかし、実際の取引では、契約が成立すれば手付金を代金の一部に充てる契約内容になっていることが多いです。また、不動産の売買や賃貸の初期費用は高額になることが多いため、一時的に手付金を支払うことにより契約を交わす権利を保持する場合もあります。

手付金にはいくつか種類があり、契約の解除権を保留する効果のある手付を特に解約手付と呼んでいます。本来、一度契約を交わしてしまうと簡単に契約を解除することはできません。たとえば、お互いに契約解除の同意が得られない場合や、債務不履行など明らかな原因がない場合などです。一方で、解約手付の場合、手付金を支払った側は手付金を放棄して(返還してもらえない)、受け取った側は倍額を償還して契約を解除することができます。なお、頭金には解約手付のような性質はありません。

住宅ローンにおける頭金の役割

住宅ローンにおける頭金とは、住宅の価格のうち現金で納める部分です。そのため、頭金を入れることができれば、残りの金額だけで住宅ローンを組むだけで済みます。たとえば、住宅全体の価格が3000万円だったとき、頭金を300万円用意できると、住宅ローンを組むのは残り2700万円です。住宅ローンには金利がかかってきますから、住宅ローンの金額が大きくなるほど利息部分も増え、最終的な支払総額は大きくなります。

頭金を入れて住宅ローンの借入額が小さくなれば、毎月の返済額を減らすことができます。そうなれば、手元にお金を残して将来に備えることも可能です。また、頭金を多く用意できれば、その分住宅ローンの借入可能額は大きくなります。もし、あらかじめ1カ月の返済金額を決めている場合、頭金を入れない、または少ない場合よりも選択肢が広がり、高い金額の住宅にも手が届く可能性が大きくなるのです。
一方で、場合によっては1カ月の返済額を減らす代わりに、返済額はそのままで返済期間を減らし、早めに住宅ローンを完済させることもできます。

賃貸契約における初期費用

賃貸契約を交わす場合、初期費用としてある程度のお金を用意しておかなければなりません。主なものに敷金と礼金、前家賃があります。敷金は関西では保証金と呼ばれることがあるお金です。賃貸物件は退去するとき原状回復、つまり借りたときの状態に戻さなければなりません。もし、部屋の中で破損した箇所があれば、敷金から修繕費用に充てられます。

ただし、常識的な範囲内で生活していて起こりうる経年劣化ならば差し引かれることはなく、原則返却されるお金です。預け金としての側面があるため、家賃を滞納している分がある場合も、敷金や保証金から引かれることになります。

一方で、礼金(関西では敷引)は大家さんへの謝礼という意味合いのお金であるため、原則返金はされません。敷金や礼金の額は家賃の1カ月分や2カ月分など、住んでいる地域で違いがあるほか、物件によっても異なります。ただし、敷金・礼金のない物件も増えてきている傾向です。家賃は前払いで支払うのが一般的で、初期費用を準備するときは前家賃として最低1カ月分の家賃が必要です。月の途中で入居した場合は、入居後の分だけを日割り家賃として支払います。

賃貸契約を結ぶ際の初期費用として必要なものとしては、ほかにも仲介手数料や保証料、火災保険料なども考慮に入れておくことが大切です。貸主との間を取り持ってくれた不動産会社に対して仲介手数料を支払います。仲介手数料の金額には上限が定められており、最大で1カ月分の家賃に消費税を足した分です。仲介手数料についても物件によって違いがあり、上限の金額が必要なことがあれば、半額や仲介手数料なしというところもあります。

賃貸契約の際には連帯保証人を立てなければならないことも多いです。もし連帯保証人がいない場合、保証会社に保証料を支払うことで入居が可能になるケースがあります。また、万一火災が発生した場合に備えて火災保険に入ることを勧められることや、保険に入ることが必須の物件もあるため、火災保険料も初期費用として考慮に入れておきましょう。

頭金と初期費用の違いを知ろう!

頭金とは、なにか買い物や契約をしたときに、支払総額の一部を前払いすることをいい、住宅などの不動産物件や自動車などの高額な買い物に利用されることが多いものです。賃貸物件を契約するときにも、毎月支払う家賃のほかにまとまったお金を支払う必要があります。しかし、賃貸契約において最初にかかる敷金や礼金、前家賃などのある程度まとまったお金は、初期費用と呼んで頭金とは区別するのが一般的です。

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