お部屋探し 2019.10.15

モダンアレンジの床の間はいかが?和室がおしゃれで使い勝手も良くなる

美意識や和の趣よりも効率性のほうが重視されるようになった現代では、床の間を無駄な空間と感じる人も多いかもしれませんね。物置としてリフォームされることも少なくないことから、こうしたことがうかがえます。しかし床の間をうまく活用することで、和室をおしゃれで使い勝手のいい空間にすることも可能です。ここでは従来のスタイルにこだわらない床の間の活用法や、省スペースにするためのポイントを解説していきます。

床の間は何のためにあるの?

四季折々の花や美しい形の花瓶などできれいに飾られた床の間を見ると、心がほっと落ち着く人も多いのではないでしょうか。縁側と同様に床の間は、自然と調和した日本家屋の美しさを感じさせてくれる空間のひとつです。しかしそもそも床の間とは、なぜあのように飾られているのでしょうか。その答えは、日本人のおもてなし精神にあります。

床の間はもともと、室町時代にはじまった書院造という建築様式で取り入れられました。大きな屋敷を持たない武家が、身分を表す手段を得るために一段高い空間を設けたのです。床の間の前の席を上座とし、一番身分の高い人がそこへ座ることで身分の上下をはっきりさせていました。また床の間の横には書院という勉強机のようなものがあり、武士が読書をしたり手紙を書いたりする場所として使われていました。

はじめは武家屋敷のみに取り入れられていた床の間ですが、江戸時代になると室内を飾るためのもっとも象徴的な場所として一般庶民の間でも広がるようになります。床の間のある部屋は自分よりも身分の高い人をもてなすための部屋として、建物の奥のもっともいい場所に作られていることが特徴です。現代では顕著な身分の差はなくなりましたが、床の間のある和室はお客さんをもてなすための部屋として、美術品や骨董品を飾り、お茶や茶菓子をご馳走するなどして広く利用されています。現代ではあまり見られなくなりましたが、昔は香炉や燭台など、香りや灯りを楽しむためのものを飾る棚も備え付けられていました。

このように床の間は、日本人の美意識とおもてなし精神がよく現れる日本建築の特徴です。この空間があることによって特別感を演出することができ、和室を格式の高い空間へとワンランクアップさせてくれます。

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和室に床の間は必須?

現代ではフローリングの床が多くなり、和室は1部屋だけ、もしくはまったくないという家も少なくありません。昔のように全ての部屋が和室である場合、お客さんをもてなす用の部屋が1部屋あってもよかったかもしれませんが、そもそも昔のような部屋数の多い日本家屋に住む家族も少なくなりました。そのため、おもてなしのために和室を使わないのであれば床の間はなくても問題ないでしょう。しかし床の間があるだけで、和室に華やかさや特別感が出ることは事実です。定期的にお客様を通すことがあったり、スペースに余裕があったりする場合は床の間があったほうがより素敵な空間を演出できます。結局のところ、床の間が必要かどうかは和室をどのように使いたいかによって変わってくるのです。

おしゃれで省スペースなモダンアレンジの床の間

「床の間は欲しいけれど、そんなにスペースもないし、いつも豪華に飾るのは大変」という人も多いでしょう。そんな時は、現代の生活様式に合うようモダンなデザインかつ省スペースな床の間を取り入れてはいかがでしょうか。ここでは、おしゃれでモダンなアレンジにするための方法を解説します。

奥行きの浅い板の間にする

モダンなアレンジにするためには板の間を畳の高さとほぼ同じにし、奥行きを浅くするのがおすすめです。床の間のように一部が奥まったデザインは部屋を広く見せる効果がありますが、浅くてもその効果を十分発揮してくれます。奥行きがあまり深いとその分デッドスペースが多いように感じ、実際にあまり使うことがなければ意味のない空間になってしまいます。また、板の間を畳の高さと合わせることで、そのスペースだけ浮いた感じになってしまうことも避けられるでしょう。このように実用性と省スペースを兼ね備えた床の間であれば、おしゃれに飾ることもでき、使わない時も無駄に感じることが少なくなります。

奥行きが浅く段差の少ない床の間は、フローリングの一角に設けた小さな和室に取り入れても相性がいいのが特徴です。畳をモノトーンにしたり、壁を朱色など目立つ色にしたりすることによって、自然な感じで和のテイストを取り入れることができます。少ない部屋数のうちの1部屋を和室にしてしまうことに抵抗がある人にもおすすめです。

床柱を部屋のアクセントにする

床柱は床の間の中でも一番こだわりの出る部分でもあり、床の間を構成する大事な化粧柱です。床柱があることによって、浅い奥行きや高さがなくても、床の間があることを印象付けることができます。また、床柱は木の種類によって色や模様に違いが出るため、和室の雰囲気をがらっと変える要素でもあります。形ひとつ取っても丸太をそのまま利用したものや、四角く切って面を取ったものなどさまざまです。和モダンな住宅では床柱がない床の間も増えていますが、あえて床柱にこだわることで、和の重厚感を出すことができるでしょう。また床柱は左右の空間を仕切る役割もあるため、ひと続きの空間よりも使い勝手がよくなるというメリットもあります。片方には飾り棚を設け、もう片方は障子や襖にするなどアレンジするのもまた楽しいのではないでしょうか。

壁の一部を飾りに利用する

現代風にモダンなアレンジを加えたちょっとした空間であっても、飾りは十分に楽しめます。床の間のオーソドックスな飾りである花瓶や掛け軸はもちろん、絵を飾ったり、季節の行事に合わせた飾りを置いたり。掛け軸の代わりにお気に入りの模様のタベストリーを飾ったりしてもいいでしょう。ポイントは、ごちゃごちゃとたくさんのものを飾らないこと。自由な発想の中にも「わびさび」を意識することで、グッと和の空間の良さが引き立ちます。

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床の間は心の余裕につながる

日本の美意識や自然を感じることができる床の間。大げさなものでなくても和室の空間に少しだけ取り入れてみることで、四季を感じたり、どんな飾りを飾ろうかと考えたりして心に余裕が生まれます。従来の床の間の定義に縛られず、和室をより素敵にするための空間として演出すれば、お客さんを家に招き入れることが今よりもっと楽しくなるはずです。

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この記事を書いたライター

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